3月30日、四代目旭堂南陵先生の襲名披露公演に寄せていただきました。
口上は、桂米朝(人間国宝)師匠からはじまり、桂春團治・露の五郎兵衛・喜味こいし師匠と続き、東京の講談界からの宝井馬琴(講談師講談協会会長)・一龍齋貞山(人間国宝)先生、最後に友人代表として笑福亭仁福師匠が述べられました。その前にゲストコーナーとして藤本義一さん・難波利三さん・成瀬國晴さん、もず昌平さん、西川きよしさん、近藤正臣さん、河内家菊水丸さん、NewOSK日本歌劇団のみなさんがそれぞれお祝いの言葉を述べられました。南陵さんと難波利三・成瀬國晴さんは似ていらっしゃり街でよく間違われるようで、各自自分が一番いい男なのに・・・と意識しあっている関係の様です。
襲名披露講談は人情噺『鬼あざみ清吉 親子の別れの巻』で、噺の途中、風呂屋で世間話をしている町人として「米忠の旦那はんやないですか…」というアドリブが飛び出したのにはびっくり、でした。(感謝)
旭堂南陵先生とは御堂筋の打ち水等、国土交通省関連のイベントでよくご一緒させておりますが、正月の三日に恒例で新春講談を御霊神社(大阪市中央区淡路町四丁目)にて開催されており、毎年ご一門の方々と交流を深めさせていただいたり、“船場上方噺の会”にお越しいただいたりしております。