5月9日、淀屋サミットの一環で、泉佐野市の新井邸で催された「『莨(たばこ)の火』を聞く会」という落語会に行ってきました。
新井邸は国宝登録文化財で、一つの丘全体といって良いほどの広大なお庭に囲まれています。出演は林家染左師匠と林家つく枝師匠。5月のさわやかな風の中、豪快な江戸時代の旦那の噺を聴き、踊りまで拝見して歴史の世界に遊んだひと時でした。写真のお庭を眺めながらお茶をいただきましたが、北浜の五感さんが特別に和風にも合うようにとご用意下さいました。五感さんの入ってるのは北浜の新井ビル。そう、このお屋敷の主のビルに入居されており、船場の活性化に思いを寄せる仲間です。今回の"莨の火”という落語は泉佐野の豪商である食野の主人が、大阪に遊びに来る噺で、船場島之内を舞台とする落語の代表格です。