2007年5月9日

しばし歴史の世界へ…

5月9日、淀屋サミットの一環で、泉佐野市の新井邸で催された「『莨(たばこ)の火』を聞く会」という落語会に行ってきました。
新井邸は国宝登録文化財で、一つの丘全体といって良いほどの広大なお庭に囲まれています。出演は林家染左師匠と林家つく枝師匠。5月のさわやかな風の中、豪快な江戸時代の旦那の噺を聴き、踊りまで拝見して歴史の世界に遊んだひと時でした。写真のお庭を眺めながらお茶をいただきましたが、北浜の五感さんが特別に和風にも合うようにとご用意下さいました。五感さんの入ってるのは北浜の新井ビル。そう、このお屋敷の主のビルに入居されており、船場の活性化に思いを寄せる仲間です。今回の"莨の火”という落語は泉佐野の豪商である食野の主人が、大阪に遊びに来る噺で、船場島之内を舞台とする落語の代表格です。

2007年5月7日

大阪の美味しいもの。

八尾の與兵衛桃林堂へ寄せていただきました。
こちらの「桃李もなか」はあっさりとして美味しく、姿も端正でお気に入り。
歴史を感じさせるお店の中でお茶といただくこともできます。

2007年4月22日

見ていただけましたか?「ご近所の底力」

4月22日放映のNHK『ご近所の底力』、ご覧になりましたか?
大阪城の『お花見のマナー』についてのこの放送に参加致しました。

昨21日に、番組に参加した20名に大阪城甲冑隊を加え、“市民グループ『真田丸』”を発足させました。大阪城の花見のマナーを良くする活動を通じて、大阪人のマナーの改善を計り、大阪に対する良いイメージを創り上げたいという大きな希望を持って決起しました。毎月第三土曜日に大阪城甲冑隊が本丸の清掃をするのに合わせって番組参加メンバーが集合し、さっそく本丸周辺の掃除に行ってきました。
紙製の個々の隊員が手作りした真っ赤な甲冑姿はすごく目を引くもので、清掃だけでなく国内外の観光客との記念撮影に気軽に応じていらっしゃり、国際的なイメージアップに大きな貢献をなさっていると感服いたしました。
観光ボランティア協会会長の石井聖美さんのガイドで大阪城の新たな魅力やエピソードも教えていただきました。
今後“市民グループ『真田丸』”は広く参加メンバーを募ってまいりますので、ご覧の皆様も是非ご参加ください。

2007年4月20日

滑り台が国の重要文化財に!

先日イルムラー・コンサートを開催いたしました、大阪市立愛珠幼稚園の遊具で、石製でらせん式の滑り台が、本日国の重要文化財に指定されました。(写真では右奥に写っています)
園舎自体が既に重要文化財に指定されておりましたが、実際に今でも使われている遊具が指定されたのは驚きです。木造の園舎、ストラディバリウス、イルムラーピアノ、江戸時代のお雛さま等々たくさんのお宝がある幼稚園ですが、また一つ増えたわけですね\(^○^)/
うちも親子二代でお世話になった滑り台ですが、私は園児の頃に前にいる同級生を押したところ、上から下まで滑り台でないところを真っ逆さまに落ちていったという恐ろしい記憶が残っています。幸い相手は怪我一つ無く、その後も同志社大学工学部を卒業されましたから脳への悪影響は無かったものとホッとしております。
重要文化財や数々の昔からの物に囲まれて園児がスクスクと育っていって欲しいと祈念しております。
ちなみに息子は今でも使われている大きな木の積み木に、よりによって自分の名前を落書きしました。必死に消しに行った記憶があります。

2007年4月2日

旭堂南陵師匠、おめでとうございます!

3月30日、四代目旭堂南陵先生の襲名披露公演に寄せていただきました。
口上は、桂米朝(人間国宝)師匠からはじまり、桂春團治・露の五郎兵衛・喜味こいし師匠と続き、東京の講談界からの宝井馬琴(講談師講談協会会長)・一龍齋貞山(人間国宝)先生、最後に友人代表として笑福亭仁福師匠が述べられました。その前にゲストコーナーとして藤本義一さん・難波利三さん・成瀬國晴さん、もず昌平さん、西川きよしさん、近藤正臣さん、河内家菊水丸さん、NewOSK日本歌劇団のみなさんがそれぞれお祝いの言葉を述べられました。南陵さんと難波利三・成瀬國晴さんは似ていらっしゃり街でよく間違われるようで、各自自分が一番いい男なのに・・・と意識しあっている関係の様です。
襲名披露講談は人情噺『鬼あざみ清吉 親子の別れの巻』で、噺の途中、風呂屋で世間話をしている町人として「米忠の旦那はんやないですか…」というアドリブが飛び出したのにはびっくり、でした。(感謝)
旭堂南陵先生とは御堂筋の打ち水等、国土交通省関連のイベントでよくご一緒させておりますが、正月の三日に恒例で新春講談を御霊神社(大阪市中央区淡路町四丁目)にて開催されており、毎年ご一門の方々と交流を深めさせていただいたり、“船場上方噺の会”にお越しいただいたりしております。

ホームページ制作はオールインターネット